子どもシェルター てんぽ

  • 相談・施設利用に関するお問い合わせ
    050-1323-3089
    月〜金 13:00〜17:00
    ※祝休日・年末年始を除く   
  • 法人に関するお問い合わせ(事務局)
    045-473-1959

活動紹介

シェルター事業 10代後半の若者のシェルター(緊急一時避難所)とは

てんぽは、児童虐待などのため家庭などに安心して生活できる居場所がない十代後半の子どもたちに緊急避難先としてスタッフ常駐の家を提供し、子どもたちはそこで「ちょっと一休みをしながら、次の行き先等を考える」、そんな子どものためのシェルターです。
虐待などが原因で家庭を離れなければならない10代後半の若者のための保護施設数は圧倒的に不足しています。各地の児童相談所の一時保護所は定員を超えた保護児童が滞在せざるを得ない状況が慢性的に続いており、その保護対象は、幼児から高年齢児童であるため一定の年齢層や、多様な保護背景に配慮した支援が困難とならざるを得ない状況にあります。
そして、18歳以上であるために児童相談所の介入はできないけれど、保護を必要とする若者は存在しています。
子どもセンターてんぽのシェルターは、このように制度の挟間におかれた年齢層の若者を対象として開設されました。 てんぽのシェルターでは、利用者が安全で安心して安定した滞在ができるように、スタッフやボランティアが常駐し共同生活をおこないます。滞在中には、各利用者の担当弁護士と共に、日常生活支援や必要な場合には法的支援を提供し、関係機関とも連携しながら利用者の今後の生活を共に考えていきます。

こんなときにご相談ください

1

虐待等が原因で
家に帰れない場合

家庭で虐待を受けて、逃げだしたくても行き先がなく、不安定な暮らしを余儀なくされている場合があります。 安心して生活ができる場所を見つけるまでの間、一緒に考え、一時的に生活をしていきます。たとえば,親から虐待を受けて、家庭から逃げ出したいけれど、その後の行く当てがない子どもなど、法律や行政の力も及ばず、助けを求めている子どもたちが利用できます。
2

少年事件で引受先や
環境調整が必要な場合

少年事件で家庭環境に問題があり、適切な生活環境さえあれば立ち直りが期待できる場合があります。本人が仕事と住むところを見つけるサポートをしていきます。
3

その他の場合

まずはご相談ください。

電話

お問い合わせはこちら 050-1323-3089

開 設 日 :月〜金(祝休日・年末年始を除く)
開設時間:13:00〜17:00

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電話相談事業  居場所のない子どもの電話相談とは

10代後半の若者は法や制度の挟間におかれ、生活上で困難な場面にある時に保護や支援が届きにくい現状にあります。子どもや若者を対象とした電話相談は全国のチャイルドラインや各自治体の青少年相談センターなどがあります。
てんぽが行っている電話相談事業は、既存の電話相談窓口とは異なり、10代後半の若者あるいは関係者から相談を聞くだけにとどまらず、現在、既に生活する場所を失っている子どもや若者について、てんぽのシェルターを含む緊急一時的な滞在先の情報を提供することを目的としています。

こんなときにご相談ください

1

当センターの
ご利用案内

居場所のない子どもについての相談を受け、当法人のシェルター利用を中心とした居場所の提供、その他のアドバイスを行います。
2

情報の提供

てんぽ以外の居場所の情報も提供します。

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開設時間:13:00〜17:00

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自立援助ホーム事業  自立援助ホーム「みずきの家」の紹介

「自立を余儀なくされた状況にある、義務教育修了後から満20歳まで、または大学就学中の22歳の年度末までの子ども・若者に、安心な生活環境を提供して、自立を支援するホーム(家)」のことです。

  • 自立援助ホームみずきの家のHPはこちらから
  • 自立援助ホーム「みずきの家」について

    1

    自立援助ホームとは

    自立援助ホームの役割は、「義務教育修了児童等(義務教育を修了した児童、又は児童以外の満二十歳に満たない者)に共同生活を営むべき住居において、①日常生活上の援助 ②生活指導 ③就業の支援 ④自立した利用者への相談と援助 をすることです。【児童福祉法第6条の三第1項】これらに加えて、就学支援もしています。
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    「みずきの家」の理想

    「小集団によるゆるやかな共同生活を通して、関係形成の体験を積み上げ、自立のための環境整備を行う場として機能する」
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    「みずきの家」の方針 三つの支援

    • 「わたし」を知るための支援=自分にできること、できないことを知る
    • 「わたし」を助けてくれる人を探す支援=自分が苦手な事を助けてくれる人を探す
    • 「わたし」と共に歩む仲間を作る支援=活き活きと楽しく生きるための仲間作り
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    「みずきの家」のこと

    みずきの家(利用者女子6名定員)は、自立を目指す利用者と支援する職員が一緒に生活をする場所です。南足柄市生駒に建つ緑色の屋根の白い家で、2階のリビングからは富士山や金時山が望めます。近くの田んぼや川には美しい鳥たちが飛来する、四季折々の自然に恵まれた豊かな環境ですから、あなたは心が和み、落ち着いた気持ちになることでしょう。
    みずきの家で仕事や就学をしながら、身近な人とたくさん話をして、関わりやふれあいを楽しんで生活してください。困った時には職員はいつでもあなたの話を聴きたいと思っています。ここでの生活は、各自の目標に応じて1~2,3年程度で、時が来たらあなたは新しい生活に向けて旅立ちますが、いつでも訪ねて来てください。その時はゆっくり体を休めて、積もる話を語り合いましょう。